「ゴルフコンペに初めて参加するけど、ルールが難しそう!」
「マナーに厳しいイメージがあるから、知らない間に失礼なことをしてしまうかも…」
「初心者でもゴルフコンペを楽しみたい!」
ゴルフは敷居の高いスポーツだからルールが難しくマナーが厳しそう…と、尻込みしていませんか?
ゴルフコンペは、最低限のルールとマナーを知れば、初心者でも十分楽しめるスポーツです。
この記事では、以下の流れでゴルフコンペで知っておくべき知識を解説します。
初心者の方でも安心して参加できるよう、基本的なルールや周りから好印象を持たれるスマートな振る舞いまで、徹底的に解説します。
コンペの幹事にとっても、企画を立てるのに役立つ内容になっているので、ぜひ参考にしてください。
また、幹事の仕事は企画だけでなく景品選びも必要です。景品選びの手間を減らしたい、という方は景品ショップの「マイルーム」がおすすめです。
コンペの企画の内容に合わせてバラエティ豊かに取り揃えているので、一度探してみてください。
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通常のゴルフとコンペの違い
ゴルフコンペは「大勢で楽しむイベント」としての目的があります。
個人や少人数で楽しむ通常のゴルフに対し、ゴルフコンペは多くの人が集まり、スコアを競ったり、親睦を深めたりします。
参加者のレベルに関係なく楽しめるように、ハンディキャップの特別ルールが設定されたり、景品が用意されたりするのも特徴です。
開会式や表彰式、その後の懇親会などが行われることも多く、ゴルフ以外の時間も交流ができるイベントです。
また、通常のプレー以上に服装やマナー、周囲への気配りが求められる点も大きな違いと言えるでしょう。
ゴルフコンペの競技方式とルール5選
ゴルフコンペでは、参加者のレベルや人数に応じて、さまざまな競技方式が選ばれます。
プレーの進め方が大きく変わるため、競技方式はコンペの雰囲気を左右する要素となります。
新ペリア(ダブルペリア)方式
新ペリア方式は、ゴルフコンペでよく用いられるハンディキャップ計算方法です。
実力だけでなく運の要素も加わるため、初心者から上級者まで幅広く楽しめる点が特徴です。
ゴルフ場側が事前に設定した12の「隠しホール」のスコアをもとに、各プレーヤーのハンディキャップを算出します。
プレーヤーはラウンド終了まで、隠しホールの場所を知らされません。算出されたハンディキャップを、実際の合計打数から引いた「ネットスコア」で順位を競います。
そのため、ゴルフ経験が浅くても、上位に入るチャンスがあるのが魅力です。
スクランブル方式
スクランブル方式は、チームで協力しながらスコアを競う競技方法で、参加者の一体感を高めたいコンペに最適です。
チーム全員がティーショットを打ち、その中から最も良いボールを選びます。
そして、選んだボールの位置から再び全員が次のショットを打つ、という流れをホールアウトまで繰り返す方法です。
初心者がミスをしても他のメンバーがカバーできるため、経験の少ない人でも安心してプレーに参加できます。
自然とコミュニケーションが生まれるため、和気あいあいとした雰囲気でゴルフを楽しめるでしょう。
ベストボール方式
ベストボール方式は、個人のプレーを尊重しつつ、チームでスコアを競う競技方法です。
各プレーヤーは自分のボールで通常通りプレーを進めます。ホールごとにチーム内で一番良いスコアをそのホールのチームスコアとして採用する流れです。
スクランブル方式とは異なり、各自が最後まで自分のボールでプレーを続ける点が特徴です。
初心者がミスをしても、他のメンバーの良いスコアが採用されるため安心して参加できます。
個々の実力が結果に反映されやすいため、それぞれの腕前を活かしたいコンペに適しています。
マッチプレー方式
マッチプレー方式は、1ホールごとのスコアを競いあう競技方法です。
2人のプレーヤー、または2つのチームが対戦し、各ホールで相手よりも少ない打数でホールアウトした方が勝ちます。
18ホールを終えた時点で、より多くのホールを獲得した方が、最終的な勝者となります。
1つのホールで失敗しても、気持ちを切り替えて次のホールで勝負に臨めるのが特徴です。目の前の相手との駆け引きが楽しめるため、少人数での真剣勝負に適しています。
ストロークプレー方式
ストロークプレー方式は、18ホールの合計打数で順位を決める、ゴルフの最も基本的な競技方法です。
プロのトーナメントでも採用されており、「グロススコア(実際に打った総打数)」が最も少ないプレーヤーが優勝となります。
ハンディキャップなどを用いないため、ごまかしのきかない純粋な実力が結果に直結します。ルールがシンプルで分かりやすいのもメリットです。
参加者全員が真剣に腕を競い合いたい競技志向の強いコンペに適した方式です。一方、ゴルフ初心者が参加しているコンペには不向きとなるでしょう。
ゴルフコンペのローカルルールと用語9選
ゴルフコンペでは、特別な「ローカルルール」が設定されることがあります。これは、プレーをスムーズにしたり、ゴルフが初心者でも楽しく参加できるよう工夫されたルールです。
コンペでよく使われるローカルルールや独特の用語を知っておくと、当日慌てずにプレーに集中できるでしょう。
幹事は採用するルールを事前に参加者へ周知し、全員が平等に楽しめる環境を整えてください。
ワングリップOK
ワングリップOKは、プレーの進行を早めるために多くのコンペで採用されるローカルルールです。
ボールがカップからパターのグリップ1本分(約30cm)の距離まで寄れば、次のパットを打たなくてもカップインしたとみなします。このルールがあれば、短いパットに時間を取られることがありません。
特に、ゴルフ初心者が短いパットを外してしまう精神的なプレッシャーを和らげる効果もあります。プレー時間の短縮と参加者の負担の軽減に役立つ、非常に便利なルールです。
6インチプレース
6インチプレースは、ボールが打ちにくい状況にある場合に適用される救済ルールです。
ボールがラフに入ったり、木の根元などの難しい場所にあったりした際に適用されます。
元の位置から6インチ(約15cm)以内の範囲で、打ちやすい場所にボールを動かせるため、プレーヤーの負担を減らせます。
特に初心者や経験の浅いプレーヤーにとって、大きなミスを防ぎ、楽しくプレーできるようサポートしてくれるルールです。採用する際は、適用範囲を明確にしておきましょう。
プレーイング4
プレーイング4は、ティーショットがOB(コース外)になった際の進行を早めるためのローカルルールです。
通常、ティーショットがOBの場合は、同じ場所から3打目として打ち直します。しかし、プレーイング4のルールでは、前方の「特設ティー」から4打目としてプレーを再開できます。
ティーグラウンドまで戻って打ち直す時間と手間を省けるため、後続の組を待たせることなくスムーズな進行が可能です。
多くのゴルフコンペで採用されており、初心者がスコアを大きく崩すのを防ぐ効果もあります。
ワンペナ・ゾーン
ワンペナ・ゾーンとは、OBや池ポチャなどになりやすい特定のエリアに設定される特別区域のことです。
ボールがこの区域に入ってしまった場合、1打追加し、区域内に設けられた指定の場所からプレーを再開できます。
本来なら打ち直しに戻ったり、ボールを探したりする手間がかかるところを省略できるため、プレーの遅延を防ぐ効果があります。
ゴルフ場によっては特定のホールに常設されている場合もあるため、幹事は事前に確認をとってみてください。
完全ホールアウト
完全ホールアウトは、その名の通り、すべてのボールをカップインするまで完全にプレーを続けるという厳格なルールです。
「ワングリップOK」のようなパットの省略を一切認めず、すべてのストロークを正確にカウントします。
スコアの正確性を最優先し、真剣に実力を競い合いたい場合に採用されるルールです。
プレーに時間がかかる可能性があるため、参加者のレベルやコンペの趣旨をよく考慮する必要があります。
親睦を目的としたコンペでは、設定されないことが多いです。
ダブルパーカット
ダブルパーカットは、1つのホールでスコアが大きく崩れるのを防ぐためのローカルルールです。
各ホールの規定打数(パー)の2倍の打数になった時点で、そのホールのプレーを終了し、スコアを「ダブルパー」で確定させます。
例えば、パー4のホールでは、8打になった時点でカップインしていなくても、スコアを8として次のホールに進みます。
このルールがあれば、大叩きによってプレーが極端に遅れることはありません。また、プレーヤーの精神的な負担も軽くなるため、初心者が多いコンペで喜ばれるルールです。
アテスト
アテストとは、ラウンド終了後に、スコアカードの内容を一緒に回った人と確認して、サインすることです。
自分のスコアだけでなく、記録した相手のスコアも間違いがないかをチェックする責任があります。もしスコアに誤りがあれば、その場でお互いに確認して、納得したうえで修正し、サインします。
アテストは、スコアの信頼性を保つために、とても大切なルールの一つです。
エチケットリーダー
エチケットリーダーは、コンペを円滑に進めるために、各グループに決めておくリーダーのことです。
ファストプレー(スムーズなプレー)の声がけや、バンカーをきれいにならすなど、みんなでマナーを守るようサポートします。
特にゴルフ初心者が多いコンペでは、お互いに気持ちよく楽しく回れるように、雰囲気づくりをしてくれる存在です。
エチケットリーダーを任命しておくと、コンペ全体の進行がスムーズになり、幹事の負担も軽くなります。
ネットスコア
ネットスコアとは、ハンディキャップを考慮した後の最終的なスコアを指し、多くのコンペではこのスコアで順位を決定します。
実際に18ホールを回った総打数である「グロススコア」から、算出された「ハンディキャップ」を差し引いて計算されます。
例えば、グロススコアが100でハンディキャップが30の場合、ネットスコアは70です。
ネットスコアがあれば、実力に差があるプレーヤー間でも公平に競えるようになります。初心者にも上位入賞のチャンスが生まれ、コンペ全体が盛り上がります。
ちなみに、ゴルフコンペを盛り上げるためには、景品選定も重要です。景品ショップ「マイルーム」では、ゴルフコンペで喜ばれる商品を多数取り揃えているため、ぜひ一度ご確認ください。
ゴルフを気持ちよくプレーするための気遣いとマナー3選
ゴルフコンペでは、ルールを守るだけでなく、同じ組のメンバーや次の組への思いやりが非常に大切です。
特にビジネス関係のコンペでは、マナーがその人の評価に直結することもあります。
基本的なマナーを身につけて、スマートな振る舞いでコンペを楽しみましょう。
ファストプレーを意識する
ファストプレーとは、相手を待たせないようにスムーズにプレーすることで、ゴルフにおいてとても大切なマナーの一つです。
一組のプレーが遅れると、後ろのグループにも影響がおよび、全体の進行を妨げてしまいます。常に以下のような「時間を意識して行動する」ことが大切です。
- 自分の打順が来る前に使用するクラブを選んでおく
- 素振りは2回までにする
- 打ったあとはゆっくり歩かず、小走りでボールの地点へ移動する
こうした小さな気配りが、みんなが気持ちよく参加できるゴルフにつながります。
相手のプレーを見届ける
自分のターンではなくても、相手のプレーをしっかり見ておくことは、ゴルフにおいて欠かせないマナーです。
相手がショットを打つときは、おしゃべりをやめて静かに見守り、プレーに集中できる環境を作ります。集中しやすい雰囲気を作ることで、相手も気持ちよくプレーできます。
また、ボールの行方を見ておくこともマナーの一つです。ボールの落下地点を確認しておけば、ボールを探す時間を短縮でき、スムーズな進行につながります。
お互いのプレーを見届けることで、スムーズで気持ちの良いラウンドになるでしょう。
バンカーをならしておく
バンカーからショットを打った後は、必ずレーキ(熊手)を使って砂を平らにならすのがゴルフのマナーです。
自分が作った足跡やボールの跡をそのままにしておくと、次に同じバンカーに入ったプレーヤーが不利になってしまう可能性があります。
すべてのプレーヤーが公平な条件でプレーできるよう、コースを元の状態に戻すのは、ゴルファーの義務と言えるでしょう。
ゴルフコースを大切に使う意識が、他のプレーヤーへの気遣いにつながります。
また、ゴルフのマナーについて、よりしっかりと身につけたい方は「接待ゴルフで守るべき11のマナー!成功のためのポイントも解説」の記事が参考になります。
ゴルフコンペでやってはいけない3つの行動
ゴルフコンペでは、知らず知らずのうちに周囲に迷惑をかけてしまう行動があります。
特にビジネスがからむ場では、マナー違反がその後の人間関係に影響を及ぼす可能性もあります。事前に以下のようなNG行動を把握しておくことが大切です。
基本的なマナーを守ることは、ゴルフの腕前に関わらず、人としての評価も高まります。
集合時間に遅刻する
遅刻は、ゴルフコンペにおいて最も避けるべき行動の一つです。
受付や開会式など、スタート前にはやるべきことが多く、一人の遅れが全体のスケジュールに影響を与えます。
幹事や他の参加者に大きな迷惑をかけてしまうため、時間厳守は絶対です。
ゴルフ場までの交通状況や、到着後の着替え、練習などの時間を考慮し、コンペが始まる1時間前には到着しておきましょう。
万が一、やむを得ず遅刻しそうな場合は、分かった時点ですぐに幹事へ連絡を入れるのが最低限のマナーです。
カジュアルすぎる服装や靴で参加する
ゴルフ場にはドレスコードが定められており、ふさわしくない服装での参加はマナー違反とみなされます。
事前にゴルフ場の公式サイトなどで服装規定を確認しておくことが重要です。一般的に、以下のような服装は避けるべきです。
- Tシャツやジーパン
- サンダルやかかとのない靴
- タオルを首や肩にかける行為
襟付きのシャツにゴルフ用のパンツやスカート、そしてゴルフシューズを着用するのが基本スタイルです。
クラブハウス内では帽子を脱ぐなど、その場に応じた振る舞いも求められます。周囲に不快感を与えない、清潔感のある服装を心がけましょう。
クラブやグリーンを雑に扱う
コースやクラブを雑に扱う行為は、ゴルファーとして絶対にNGです。ゴルフコースは多くの人が利用する共有物であり、大切に扱うのが最低限のマナーです。
ショットが思い通りにいかないからといって、クラブを地面に叩きつけたり、芝生を傷つけたりしてはいけません。
グリーン上にボールが落下してできた凹み(ボールマーク)は、グリーンフォークを使って自分で修復する必要があります。
コースをきれいな状態に保つ意識を持ち、すべてのプレーヤーが快適に楽しめる環境作りに協力しましょう。
ゴルフコンペのルールを知って自信を持って企画しよう
ゴルフコンペの成功は、競技のルールやマナーを知ることから始まります。
独特なスコア計算方法やローカルルールを知っておくと、初めてのゴルフコンペでも安心してプレーできるでしょう。
また、幹事にとっては参加者全員が楽しめるコンペ企画のヒントにもなりますので、ぜひ参考にしてください。
さらに、ゴルフコンペの幹事には、企画だけでなく景品の準備も欠かせません。
「初めての幹事で何を選べばよいかわからない…」という方は、景品ショップ「マイルーム」の活用がおすすめです。
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