「忘年会の司会を初めて頼まれたけど、どう進めればいいの?」
「忘年会で失敗しない挨拶例が知りたい」
忘年会の司会を任され、不安に感じている方もいるのではないでしょうか。一年の締めくくりの大役を成功させ、ホッとした気持ちで新年を迎えたいですね。この記事では、以下について解説します。
記事で紹介するポイントを押さえると、参加者全員が楽しめて、記憶に残る忘年会を演出できます。最後までお読みいただき、自信を持って司会進行できるようにしましょう。
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忘年会の司会は「場を盛り上げるムードメーカー」
忘年会の司会者の役割は、参加者全員が楽しめる温かい雰囲気をつくり、会を円滑に進めることです。イベントの要となる存在で、ムードメーカーともいえます。
参加者と積極的にコミュニケーションを取り、会場全体の一体感を高める役割も担っています。状況に応じて面白い話題を提供したり、場を盛り上げたりする細やかな配慮も必要です。
万が一、予期せぬトラブルが発生した際は、冷静かつ臨機応変に対応しなければなりません。司会者の手腕ひとつで、忘年会全体の流れが左右されるといっても過言ではないでしょう。
忘年会の流れ7ステップと司会台本
忘年会は、おおむね流れが決まっています。一般的な会の流れは以下のとおりです。
各ステップでの司会者の役割と、セリフ例の台本を紹介します。台本を参考に、自分らしい言葉でアレンジしてみてください。
1.開会宣言
開始時間となり、参加者の集合を確認した後、開会宣言をします。会場の雰囲気を明るくするため、はっきりとした大きな声で宣言しましょう。自己紹介を交えて行うと、参加者に親近感を持ってもらいやすくなります。
以下の例文のように、明るく元気な挨拶を心がけましょう。
皆様、本日はお忙しい中、年末のお集まりにご参加いただきましてありがとうございます。これより、2025年〇〇株式会社 忘年会を開催いたします!本日、司会を務めます〇〇部の△△です。 皆様と共に楽しいひとときを過ごせるよう、精一杯努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 |
「初めての司会で緊張していますが、精一杯頑張ります」といった素直な気持ちを伝えるのも、温かい雰囲気づくりに繋がります。
2.開会の挨拶
開会宣言の後は、開会の挨拶へと移ります。開会の挨拶は、参加者の中で最も役職が高い方に依頼しておきます。忘年会の案内をする際に、事前にお願いするのがマナーです。
忘年会当日は、挨拶をお願いする方へおおよその時間配分を伝えておくと、円滑な進行に繋がります。挨拶をいただく前と後には、以下の例文のように司会者から丁寧な紹介とお礼の言葉を添えます。
挨拶の前:「開会に先立ちまして、〇〇社長より皆様へご挨拶を頂戴いたしたく存じます。〇〇社長、よろしくお願いいたします。」 ~社長からの挨拶~ 挨拶の後:「〇〇社長、誠にありがとうございました。」 |
このように、司会者が挨拶の前後に一言添えることで全体の雰囲気が引き締まり、スムーズに進行できるでしょう。
3.乾杯
開会の挨拶が終わったら、いよいよ乾杯です。乾杯の発声は、参加者の中で3番目に役職が高い方に依頼しておくのが一般的ですが、会社の規模や地域の慣習によっても異なります。迷った場合は、事前に上司や幹事に確認しておきましょう。
乾杯の進行は、以下の例文を参考にしてください。
乾杯前:「続きまして、乾杯に移ります。乾杯のご発声は、〇〇部長にお願い申し上げます。皆様、お手元のグラスのご準備はよろしいでしょうか?〇〇部長、よろしくお願いいたします!」 「乾杯!」 乾杯後:「〇〇部長、ありがとうございました。皆様、どうぞごゆっくりお楽しみください。」 |
乾杯の発声者にスムーズにバトンタッチできるよう、司会者は参加者へグラスの準備を促します。乾杯が終了したら、発声者へお礼を忘れないようにしましょう。
4.食事・歓談
乾杯の後は、食事と歓談を楽しんでもらう時間です。司会者は「どうぞ皆様、美味しいお料理とお飲み物を心ゆくまでお楽しみください」とアナウンスし、和やかな雰囲気づくりに務めます。余興の担当者には、進行の確認や準備の声がけをしておくとよいでしょう。
上司の方から寸志(ご厚志)をいただいた場合は、タイミングを見て感謝の言葉と共に、参加者へ紹介します。「〇〇社長、並びに××部長より、ご厚志を頂戴いたしました。誠にありがとうございます」といったように、アナウンスするとよいでしょう。
5.余興・ゲーム
食事や歓談が一段落したら、いよいよ余興の時間です。参加者同士が話に夢中になっている場合もあるため、司会者ははっきりとした大きな声で開始のアナウンスをします。
以下の例文を参考に、場が一気に盛り上がるような、期待感を高める声かけを心がけましょう。
開催前:「さて皆様、ここからは本日のメインイベント、余興のお時間です。最初のプログラムは、〇〇チームによる〇〇です!皆様、盛大な拍手でお迎えください!」 「続きましては、豪華景品をご用意いたしました、チーム対抗〇〇ゲームを行います!ルールは簡単です。〇〇ですので、皆様どうぞ奮ってご参加ください!」 「〇〇チームの皆さん、息の合った素晴らしいパフォーマンス、素晴らしかったです。ありがとうございました!」 開催後:「余興で大いに盛り上がった後は、再びお食事とご歓談をお楽しみください。部署やチームの垣根を越えた交流を深めていただければ幸いです。」 |
ルール説明は長くなりすぎないよう簡潔に伝えるのがポイントです。また、景品がある場合はその魅力をしっかりアピールすると、参加者のモチベーションも高まるでしょう。
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6.中締めの挨拶
忘年会が終盤に近づいてきたら、中締めの挨拶をいただきます。挨拶は、参加者の中で2番目に役職が高い方へ、事前に依頼しておきましょう。
司会者は、中締めの挨拶をいただく方の丁寧な紹介と、挨拶後のお礼を行います。
乾杯前:「皆様、宴もたけなわではございますが、残念ながらそろそろお開きの時間が近づいてまいりました。ここで〇〇部長より、中締めの挨拶を頂戴したいと存じます。〇〇部長、よろしくお願いいたします。」 ~部長からの挨拶~ 乾杯後:「〇〇部長、心温まるお言葉ありがとうございました。」 |
挨拶の時間は、3分から5分程度を目安に依頼をします。職場によっては、一本締めや三本締めといった手締めを行う場合もあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
7.閉会宣言
中締めの挨拶が終わったら、司会者は閉会宣言を行い、参加者の帰宅を促します。二次会が予定されている場合は、場所や時間を案内しましょう。
参加者への心からの感謝の気持ちと、年末の挨拶を添えると、より丁寧な印象になります。また、忘れ物がないか注意を促す一言も添えると親切です。
皆様、名残惜しいですが、まもなくお開きの時間となります。本日は株式会社〇〇の忘年会にご参加いただき、誠にありがとうございました。皆様の今後のますますのご健勝と、会社のさらなる発展を祈念いたしまして、閉会の言葉とさせていただきます。どうぞ、よいお年をお迎えください。 この後は、△△にて二次会をご用意しております。ご参加いただける方は、〇分後までに××へお集まりください。 |
閉会宣言は、感謝と笑顔で結び、1年を気持ちよく締めくくりましょう。
忘年会の司会で失敗しないためのポイント3選
忘年会の司会を任された際、参加者全員に楽しんでもらうためには、いくつかのポイントがあります。代表的なポイントは以下の3つです。
それぞれ詳しく解説しますので、失敗しないために理解しておきましょう。
1.楽しく進行する
忘年会の司会は、司会者自身が楽しんで進行することが大切です。司会者が楽しんでいれば、自然と会場全体の雰囲気が明るくなり、参加者にも伝わります。無理に盛り上げようと気負う必要はありません。
ユーモアを交えて話したり、参加者に積極的に話しかけたりして、場を楽しみましょう。司会者の笑顔と楽しそうな姿は、最高の演出となるはずです。
2.つかみネタを準備しておく
忘年会の「つかみ」は、その後の進行を円滑にし、会場の雰囲気を和やかにするのに欠かせません。インターネットで「宴会 司会 つかみ」や「司会 つかみネタ」といったキーワードで検索し、いくつか面白いネタを準備しておくのがおすすめです。
時事ネタや社内で共通の話題、流行語などを取り入れると、参加者の共感を呼びやすく、笑いが生まれやすいでしょう。ただし、誰かを傷付けるような内容や下品なネタは避け、全員が楽しめるものを選ぶことが重要です。
3.清潔感のある服装にする
忘年会の司会者の服装は、参加者の印象を大きく左右します。清潔感があり、フォーマルすぎない服装を選ぶとよいでしょう。服装例のポイントは以下のとおりです。
男性 | 女性 |
---|---|
・ダークスーツ ・白シャツ ・爽やかな色のネクタイ ・磨いた皮靴 | ・華やかさのあるスーツ、またはワンピース ・アクセサリーはシンプルなもの ・派手すぎないメイク ・肌の露出は避ける |
参加者の雰囲気や忘年会の会場などに合わせ、TPOを考慮した服装にするのが大切です。派手すぎる服装やラフすぎる服装は避け、品位を保つことがポイントです。参加者に好印象を与える服装で司会に臨みましょう。
忘年会で盛り上がる!面白い司会進行のポイント3選
忘年会は司会者の進行次第で、さらに思い出深いものにできます。参加者全員が楽しめる、面白い司会進行のポイントを3つ紹介します。
ひとつずつ詳しく解説しますので、ポイントを駆使して、会場を一体感で包み込みましょう。
1.声のトーンや話すスピードに変化を付ける
単調な話し方では、どんなに面白い内容でも参加者が飽きてしまう可能性があります。司会進行では、声のトーンや話すスピードなどを意識し、話にメリハリを付けましょう。
例えば、楽しい話題や会場を盛り上げたい場面では、声のトーンを少し高くすると、ワクワク感を参加者と共有できます。
余興の説明で勢いをつけたい場合は、テンポよく話すと参加者の期待感を高められます。参加者に考える時間を与えたり、期待感を持たせたりしたいときは「間」を置くのも効果的です。
2.ジェスチャーや表情を豊かにする
コミュニケーションは、非言語的なやりとりも重要です。表情やジェスチャーを豊かにすると、感情やニュアンスがより参加者に伝わりやすくなります。
例えば、話に合わせて手の動きを大きくする、顔の表情を変化させるなど意識するとよいでしょう。
表情のバリエーションを持たせれば、参加者は話に引き込まれやすくなります。言葉だけでは伝えきれない熱意や楽しさを、全身で表現してみてください。
3.参加者に話しかけて場を盛り上げる
司会者が一方的に話すだけでなく、参加者に積極的に話しかけることで、会場の一体感を高められます。簡単な質問を投げかけたり、参加者を指名してコメントを求めたりするなどの方法が効果的です。
ただし、不快に感じられる質問にならないよう注意しましょう。誰かを困らせるような質問や、プライベートな内容に踏み込むのは避けてください。
ユーモアのあるツッコミも効果的ですが、相手への敬意を忘れず、愛のあるツッコミを心がけることが大切です。参加者とのコミュニケーションを通じて笑いを誘い、場を和ませることで、より楽しい忘年会になるでしょう。
忘年会の司会が事前に準備しておきたいこと5つ
忘年会の司会進行を円滑に行い、参加者全員に楽しんでもらうためには、入念な準備が必要です。準備を万全にすれば、当日の不安を軽減し、自信を持って司会に臨めます。
ここでは、司会者が事前に準備しておきたい項目を5つ紹介します。
準備内容について順番に詳しく解説しますので、不安なく司会ができるよう参考にしてください。
1.スケジュールの確認
忘年会の全体のスケジュールを正確に確認しましょう。開会から閉会までの流れはもちろん、余興や表彰式など、企画と所要時間を事前に把握しておくのが大切です。
時間配分を具体的にイメージしておくと、当日の進行を円滑に進められます。全体の時間がおよそ何時間なのかを把握し、逆算して計画を立てましょう。
2.進行表と台本の作成
当日の流れを具体的にまとめた進行表を作成します。インターネットで「忘年会 進行表 テンプレート」と入力し検索すると、参考になるものが見つかるでしょう。
進行表に基づいて、司会者が話す内容や、各プログラムの進行予定を詳細に記載した台本を用意するのがおすすめです。台本があれば、当日の進行をスムーズに進められるだけでなく、万が一緊張してしまっても安心して司会を務められます。
細かく作り込んで練習しておけば、当日の余裕にも繋がるでしょう。
3.担当者との連携
忘年会の司会進行を成功させるには、司会者一人の力だけでは限界があります。そのため、以下の担当者と情報を共有するとよいでしょう。
- 幹事
- 余興の担当者
- 挨拶をお願いする上司
当日の流れや役割分担を確認し合うと、連携が円滑に進み、責任の所在も明らかになります。予期せぬトラブルを予防でき、発生した際にも迅速に対応できるでしょう。
4.会場の確認
忘年会の司会者は、事前に会場の状況を把握しておく必要があります。会場の設備やレイアウトを事前に知っておくと、トラブルの予防対策ができ、より円滑に司会進行できるでしょう。
主な確認ポイントは以下のとおりです。
- 司会者の立ち位置と動線
- マイクやプロジェクター、音響などの映像・音響設備の状態と使い方
- 会場全体のレイアウト、テーブル配置
- 参加者の避難経路となる非常口の場所
- 司会者や出演者が利用できる控え室の有無など
可能であれば、事前に会場を下見しておくことをおすすめします。本番前にリハーサルができれば、流れをより具体的にイメージでき、忘年会当日は安心して臨めるでしょう。
5.余興と景品の確認
司会者は、余興と景品の内容を事前に確認しておきましょう。面白いアナウンスをスムーズに進行するために欠かせません。忘年会では、ビンゴやくじ引きといった余興が定番で人気です。
幹事は、参加者が「欲しい!」と思えるようなワクワクする景品を準備すると、会場の熱気も高まり、忘年会がさらに盛り上がるでしょう。
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