結婚式の二次会のマナー、内容、定番はどういうものがあるのか見ていきましょう

結婚式の二次会幹事がいない場合

結婚式二次会は雰囲気よく、明るく、楽しく、スムーズに。が理想的ですよね。
どうすれば理想に近い二次会を実現出来るのか、逆にどういう事をしてしまうと二次会がうまく実施できないのか、を過去の二次会経験者の意見等も参考にしながら考えていきたいと思います。

二次会の準備は大変?

二次会の幹事をする時に開催日までに前準備として行う事は多いものですが、ポイントだけしっかりおさえていれば慌てることなくスムーズに進められます。

二次会はゲストの人数、男女比、年齢層といった基本情報が基本なので主催者からその情報を事前に早めにもらうようにします。
早ければ半年~5ヶ月前には幹事の決定、日程の決定の他にゲストをリストアップし、他の幹事との初顔合わせをします。
この後は進行や演出、当日の衣装やメイク、必要な備品や景品の購入、会場の料理や人数等を最終決定して当日の必要なだけのスタッフの手配を考え、当日は進行をしながら会場のタイムスケジュールを管理します。

何か問題があれば他の幹事と共に対処をして終了となります。この幹事はプロの代行会社も増えましたので利用出来ますが何よりお金がかかるので現在でも一般的なのは友人や親類となっています。
身近な人が幹事になれば準備はいくつかの項目があるものの親身なサポートが出来るのが魅力でしょう。

二次会の準備は大変な部分もありますが時間的余裕をもって行えば、特別困難なものは無いので早めに準備をする事が大事です。ゲストの人数、当日の出欠がどうなるのかを特に注視しながら、主催者との綿密な打ち合わせがトラブルを減らします。SNSを使ったり、グループLINE等を活用して関係者が日々意見を出し合える場を持つのが最近の主流のようです。

但しグループLINE等で互いに連絡を頻繁に取ると24時間やり取りが可能となり、中には常に送信してしまう事で幹事が苦痛になったというエピソードもあるためマナーを守って昼間だけにする、仕事中はしないなど考慮しながら利用したいですね。

二次会でゲーム実施は定番?

余興やサプライズの動画等もある中でほぼ定番となっているのがゲーム。
ゲームの魅力はゲストが参加出来るという点で種類によっては全員に参加してもらえるものもあるのが魅力です。ゲストみんながすぐにできる簡単なゲームにするのがポイントです。

ビンゴゲームやクジ引きが広く定番として採用されていますがその理由として、ビンゴは数字を提示してカードを持ったゲストが着席したままで気軽に参加出来る事、
年齢性別関係なく参加出来る事が魅力で、尚且つ景品も順位によって差を付ける事無く幅広くバラせるのでビンゴ成立した瞬間に高額な景品を手にしたり、
安価なもの、笑いに繋がるような景品を手にするなど会場が盛り上がりやすい点となっています。

クジ引きも同じような傾向で箱の中からクジを引いてもらうだけで参加でき、足の不自由なゲストであっても、幹事がテーブルまで移動してクジを引いてもらい景品を手にしてもらえる事からこの2つのゲームは支持されているようです。

クジ引きでは空くじあり(ハズレ)なのか、空くじ無しなのか(全て当たり)でゲーム性の演出も出来ます。
豪華景品を事前に告知をして残りは安価な景品で全員に当選するという方式であればクジを引くたびに歓声が上がるほど盛り上がります。二次会ではゲームをどれにするか決めるのも大事な仕事になります。

またこうしたゲームでは順位がつかないことから争う要素が皆無なので、全員がマナーよく楽しめるという利点もあります。
会場の雰囲気が常に良い感じで進むことが理想ですので二次会には向いていると言えますね。

結婚式二次会の内容は?

結婚式の二次会はほとんどが結婚式当日に行われるもので、多くは結婚式に参加したゲストがそのまま二次会へと参加します。
その為、雰囲気は結婚式の延長となる事が多く人数も数名という事はなく20名以上100名未満が多くなっています。
また結婚式という事で新郎新婦の希望が強く影響するものと言えます。

結婚式二次会はこうした事からまずは新郎新婦の入場からはじまり、新郎新婦の挨拶を終えると全員で乾杯をして、ゲームを実施して新郎新婦から終わりの挨拶、そして新郎新婦の退場という基本の間に出し物、幹事が考えた雑談時間等を挟んで全体を構成します。

基本的には二次会はこうした流れなので複雑ではなく、主に結婚式に来てくれたゲストに対する新郎新婦のお礼を伝える場、ゲストは新郎新婦、他のゲストとの交流をする場なので挨拶、ゲーム、乾杯、そして最後の言葉が二次会の基本内容となります。

これを踏まえておくと、不安があって出来るだけ間違いなくするにはこの基本をベースにシンプルな会に。
余裕があるようであれば余興やイベントを増やす形で幅を持たせるのが良いようです。

結婚式の二次会ってどのくらいの時間で終わる?

結婚式二次会の時間はどの位が多いでしょうか。
結婚式自体が2時間から2時間半程度が多いとされていますが、二次会は結婚式の後に行われる事が多く披露宴が終わってから2時間程度は時間をあけて、二次会開始となります。
というのも披露宴の時間が予定より長くなる事も多く、新郎新婦が披露宴後に見送りを行う事も考慮、新郎新婦の衣装の着替えも30分~1時間かかるのでそれを考慮すると、披露宴が終わってから2時間程度後に二次会を開始します。

時間的に考えると披露宴が午後の場合は特にシビアに考えておくと良く、披露宴の終了時間が午後3時以降の場合は二次会の開始は2時間時間を考慮して夕刻からの開始というケースが多くなっています。

二次会では新郎新婦の挨拶が開始時と終了時の2回あるのが通例で、途中で乾杯、二次会によってはゲストの余興が入る事もあるでしょう。

気を付けたいのがゲームの時間です。ゲームはビンゴ等全員参加となる事があり景品も用意していると景品を全て配ろうと長くなってしまう事があります。
ゲームが長引くとゲストも疲れが出ますし、飽きてくるので会場も盛り上がりに欠けてくるという意見も多くなっています。
二次会の始まりから終わりまでの平均時間は2時間程度というのが多く最も盛り上げたままで終われると言われています。
余り長くなり過ぎず、逆に短くなりすぎずに幹事はタイムスケジュールをしっかり管理していきましょう。

二次会の会場ってどこでするの?

二次会の会場は新郎新婦の意向を聞いてから決まります。
多くが結婚式場に併設されている会場か、近隣の会場となる事が多く昨今は結婚式二次会歓迎とした飲食店併用の会場も人気となっています。

結婚式や二次会の会場選び

席数が30席以上の会場が多く大人数に対応していますが予約する場合は収容人数が何人なのかをまず確認しましょう。
過去の失敗談として当初は40名となっていた出席予定者が当日になって10名ほど増えてしまったものの、会場で収容出来る人数が40名となっていたため
追加のゲストに説明をして予備の椅子を出してもらい何とか対応したというエピソードもありました。

結婚式場に二次会の会場を備えている場合は結婚式場での開催がお薦めです。スペースが広い事が多く万が一の場合でも収容人数の許容が大きいのでもしもの時にも慌てず対応出来ます。

お酒や料理、対応に関しても披露宴スタッフが待機している結婚式場は、途中でトラブルがあっても対応してもらえたというコメントも見られます。
新郎新婦は披露宴の後でゲストの見送りをし着替えをして二次会に臨むので、披露宴会場から二次会会場までの物理的な移動距離が近いのも有利です。

結婚式場に二次会会場があれば結婚式場の会場もおすすめ。
もしも特別な料理、特別な内装等こだわりのある二次会をしたい時には式場外の会場を検討すると良いでしょう。
場外の場合は式場から二次会会場までスムーズにゲストを誘導する努力も忘れずに行いましょう。

貸し切りの会場ですと会場によって異なりますが、一般的にお食事スタートからゲストの退場までで2時間の所が多いです。時間オーバーの場合追加料金がかかってしまう場合が多いので注意が必要です。

■まとめ

結婚式二次会は何といってもお祝いの場でありゲストにとっても楽しく気持ちよく過ごしたい場でもあります。
こうした集まりを計画・実行するにはゲーム、会場、進行等全てをスムーズに二次会に向いているものをチョイスしながら
場の空気も見ながら調整していく気持ちが必要です。素晴らしい二次会になるようにしたいですね。



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