二次会景品選びはゲストの人数や年齢層などを考慮するのがコツ

結婚式の二次会景品

二次会の幹事になると、何よりお金の管理が大変だと感じる方も多いでしょう。結婚式の二次会では、ゲストの人数により会場費や景品数が変動するのでその都度どのようなものがベストか考える必要があるからです。特に幹事が初めての方にとって、景品はゲスト人数により何個用意してどのくらいの費用を作れば良いのか難しいですよね。
そこでこちらでは基本的な会費の作り方と、景品数や内容、具体的に目玉景品などはどのように決めていけば良いのかなどをまとめていきましょう。

二次会景品の予算の作り方を解説

二次会幹事になった場合は結婚式二次会全般の費用の管理や、当日の進行スケジュール、また会場などの予約なども引き受ける方が多いはずです。そこで、まずは二次会の予算で、重要なものをピックアップしていきましょう。

  • 会場費
  • 飲食代
  • 景品代
  • 衣装代
  • オプション代
  • プチギフト代
  • お車代

などがあげられます。
特に会場決めは新郎新婦の希望も聞きながら、彼らの理想に近づけるためにも条件を確認しながら予約をする必要があります。そのため綿密に計画を練るため、時間がかかることが予測されます。
また二次会の予算の中で一番大きいのも会場費関係でしょう。そのため最初に決めるのが無難です。会場費用は場所だけを借りるケースと、食事代までもが含まれるケースがあります。
レストランやカフェなどで会場を借りる際には、飲食のコースがすでに用意されていることも多いので、どのコースにするか、飲み放題を付けるかなどを決めていきます。
会場によりマイク代やプロジェクターなどを、オプションとして貸し出しているので注意しましょう。
この会場費と飲食代、オプション代金まで算出できたら、呼ぶゲストの人数で割ります。ただここで注意しておきたいのが、二次会当日は必ずといってよいほど欠席者も出ます。60人用のパーティープランでも60人ぴったりで割ってしまうと、当日出る可能性の高い欠席者の分の赤字が発生してしまいますよね。そのため実際に呼ぶ人数よりも、少ない人数で算出するのがおすすめです。60人のゲストを呼ぶつもりなら、55人などで会場費全般を割りましょう。

例えばレストランの場合で考えていきます。
会場費0円+飲食代(1人3,500円の飲み放題付きコースをオーダー)×60人+マイクなどのオプション代金(3,000円)=213,000円
実際に呼ぶ人数は60人なので、本来は1人で3,550円の会費がかかりますが、先ほどご説明したように55人分で割り3,873円を算出し、端数を繰り上げて3,900円としておきます。

次に重要なのが景品代です。景品代は算出したベースの会場費に、上乗せをする形で予算を作っていきましょう。
つまり3,900円+景品代〇円という形です。景品予算は大体1人千円~1,500円ほどが無難なので、ここでは最低の千円にしておきます。そうすると、ベースの会場費が4,900円となるはずです。
もしここで4,900円という費用が半端だと感じる場合は、5,000円にしておきましょう。100円を多めに徴収して景品代にもできますし、プチギフトなどを作っても良いですね。
食事量などから、通常は男女で二次会の会費に差を作るので、男性が6,000円で女性は4,000円にして帳尻を合わせるのが無難です。
二次会の衣装代やお車代は、新郎新婦が負担するのが一般的なのでこちらの分は会費から徴収しないようにしましょう。

60人のゲストが来る二次会の景品数はどうする?

会場費や景品代の費用を決められたところで、次に景品数を決めていきます。
当日の参加ゲストの人数が、60人ほどだと仮定していきましょう。景品を作る際に覚えておきたいポイントが、全体人数の2割の景品を作ること。60人であれば、12個です。
ただしこの数を見ると思ったよりも少なく感じる方も多いでしょう。そんな時には、もちろん新郎新婦の意向で増やすのもいいですね。
ただし全体の予算は決められているわけですから、増やせば増やすほど1つにかけられる景品代は減ってしまいます。数を多くして景品数を増やすのか、それとも景品数を少ないままにして豪華さを演出するのか、そのあたりについては新郎新婦と幹事とで良く話し合う必要があります。
また、もしも多くのゲストに景品を行き渡らせたいのであれば、景品以外にプチギフトを用意するのも良いでしょう。プチギフトは「新郎新婦の感謝の気持ちを表現できるもの」として、最近人気があります。低予算で済み、なおかつゲストに喜んでもらえるプチギフトの存在はとても大きいもの。用意する際には、景品予算の中で費用を出すのか、新郎新婦がプチギフトのみ負担をするのかまで決めておくのがおすすめです。

目玉景品を選べない時に知っておきたい選び方

景品を選ぶ時に、一番大事なのが目玉景品です。目玉景品とは1位または2位、場合によっては3位の景品を指します。
当日に用意した景品の中で、最も豪華で高価な景品を指すことがほとんどです。そんな目玉景品を選ぶのは、意外にも難しいという幹事が多いのも事実。自分で目玉景品を選べない時は、まず以下のことに注目してみます。

  • ゲストの最多年齢層
  • ゲストと新郎新婦の関係性
  • ゲストの男女比率
  • 定番景品はどんなものか
  • オリジナル性をどこに出すか

などです。
ゲストの年齢層を気にするのは、どんな景品を欲しがるか年代で変わる場合が多いからです。また新郎新婦との関係性が、友人が多いのか同僚が多いのかも重要になってきます。
友人なら新郎新婦の好みや、趣味嗜好などを入れても笑いに変えられますが、同僚や上司などが多いとある程度は、定番の景品を選んでおくのが無難です。また景品の定番も当然知っておくと、選びやすくなるでしょう。大きすぎるものや重たい物は持ち帰るのが大変なので避けましょう。後日郵送してくれる景品ショップでの購入がおすすめです。

実は目玉景品以外を選ぶ方が難しい!

目玉景品はある程度予算を使えますし決めやすいものでもあります。実は景品で一番難しいのは目玉景品以外のもの。
どんなものをいくつ用意するかは幹事のセンスが光る場面ともいえます。
例えばあまりに定番過ぎるのも気が引けるし、珍しすぎるものも受け入れられるか不安だという方もいるでしょう。
60人規模の景品を用意する際には、3位から12位までの景品を選ぶ方が時間はかかるのです。そこである程度種類があり、金額の幅があるものを選ぶのがおすすめ。
例えばその1つに、家電があります。家電の中でパソコンは高額の物が多いと想像しがちですが、ノートパソコンだと2万円台~3万円台まで販売しています。
他にもドライヤー、ワイヤレスイヤホンやシェーバー、空気清浄機なども価格帯が幅広い設定になっているのもポイントなのです。
ブランドやメーカーによりそれぞれなので、同じ商品の中でも予算にあったものを見つけやすくなります。
このような理由から目玉景品以外のものを選ぶ際には、家電やグルメギフト、ギフト券などを選ぶと良いでしょう。流行りの物があるとセンスが良いと喜ばれやすいです。インスタグラムなどを見て商品を選ぶのも良いでしょう。

時間が無い方におすすめ!セットで景品を購入するメリット

幹事として景品を選ぶ時、最も気になるのが時間ではないでしょうか。幹事として稼働できる時間は、仕事後や休日などの空いている時間ですよね。当然忙しい合間を縫って準備をするので、幹事に負担がないとは言えません。
そこでおすすめしたいのが、景品のセット販売です。あまり知らない方もいますがセット購入は、必要数、予算を入れるだけで、目玉景品を含んだ景品を全て用意してくれるという便利なサービスです。しかも1パターンだけではなく色々な目玉景品のパターンがあるので、最初に決めたい目玉景品がはっきりしている幹事にとっても利用しやすいといえるでしょう。当然何を景品にしたら良いかわからない幹事にとっても、景品を全て提案してくれるので楽ができます。景品をまとめて購入できるメリットは、幹事の時間短縮はもちろん、自分では思いつかないような景品を探してくれることにもあるのです。またテーマパーク系のチケットを目玉景品にしたい場合や、鮮度が関係する食品などを景品にしたい際には、「目録景品」として送ってくれます。目録景品の中には、専用のURLなどが入っています。これは期限が関係するチケット系や、鮮度食品をゲストが自分でオーダーすることで、ゲストにとっても最大限のメリットを生み出しているのです。
景品のセット販売は幹事にはもちろんですが、もらったゲストにもメリットがある利便性の高いサービスであることがわかりますね。

まとめ

こちらでは二次会の参加人数が60人ほどを想定した、会費の作り方や景品予算の作り方、選び方などを中心としてまとめてきました。また初めて幹事をする方も何度か経験している方にもおすすめの、景品のセット販売を利用する方法もご紹介しています。時間がない幹事にとって景品のことばかり考えるわけにいきませんから、できるだけ利用しやすく楽ができるチョイスを知る事は大事なこと。定番や目玉景品などを上手に選びつつ、プライベートに負担をかけない準備を心がけていきましょう。



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