「結婚式の二次会で、どんな余興をしたら盛り上がるんだろう?」
「ゲストに楽しんでもらえる余興を企画したいけど、何から始めたらいいの?」
「準備に手間がかからず、簡単にできる余興はないかな?」
結婚式の二次会の余興を任されたものの、どんな企画にすればいいのか悩む方も多いでしょう。
準備の時間やコストもなるべく抑えつつ、ゲストに喜んでもらうには、余興の選び方が重要です。
この記事では、結婚式二次会の余興を決める際のポイントや、具体的な余興アイデア10選、成功させるための工夫を紹介します。
- 二次会余興を決める前に確認すべき5つのポイント
- 全員が楽しめる!参加型の余興アイデア4選
- 見る系・パフォーマンス系の余興アイデア3選
- 準備が簡単!少人数でもできるライトな余興3選
- 余興を成功させるために押さえたい5つの工夫
この記事を読めば、ゲストも新郎新婦も楽しめる、素敵な余興を演出できるようになります。ぜひ最後まで、チェックしてみてください。
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二次会余興を決める前に確認すべき5つのポイント
二次会の余興を成功させるには、事前の準備と確認が重要です。余興を決める前に確認すべきポイントは、以下の5つです。
新郎新婦とゲスト全員が心から楽しめる余興を企画するためにも、これらのポイントを押さえましょう。
会場の雰囲気・設備を確認する
余興を企画する前に、まずは会場の環境を把握しましょう。
- 会場の広さとテーブル・椅子のレイアウト
- マイク・音響・スクリーン・照明などの使用可否
- 飲食の提供タイミング
- 準備や着替えに使える控室の有無
たとえば、狭い会場でダンスパフォーマンスを行うのは現実的ではありません。また、音響設備がない場合は、歌やムービーの上映は困難です。
事前に会場の条件を確認し、できる演出を把握しておきましょう。
参加人数と構成(年齢層・関係性)を把握する
ゲスト全員に楽しんでもらうためには、参加者の人数や特徴を考慮することが大切です。ゲストの年齢層や新郎新婦との関係性によって、盛り上がるポイントが異なるためです。
たとえば、親族や上司が多い場合はフォーマルな内容、友人中心ならカジュアルなゲームが楽しめます。
知らないゲスト同士が多い場合は、交流のきっかけになる企画を取り入れると、会場に一体感が生まれるでしょう。
新郎新婦の希望とNGを聞いておく
余興を企画するうえで、新郎新婦の意向の確認は欠かせません。二次会の主役はあくまで新郎新婦であり、二人が望まない演出は避けるべきです。
事前に以下の内容を確認しておきましょう。
- 二次会全体のテーマや雰囲気(カジュアル・フォーマル・おもしろ系など)
- 「絶対やってほしいこと」と「絶対やめてほしいこと」
- スケジュールや体調面での配慮
新郎新婦と二次会の「目的」や「大切にしたいこと」を共有することで、二人が心から楽しめる企画につながります。
余興に使える時間と流れを設計する
企画を計画する際は、二次会全体の流れを把握し、使える時間を見積もっておきましょう。
時間配分を誤ると、歓談の時間がなくなったり、二次会自体が時間内に終わらなかったりする原因になります。
特に、景品の受け渡しや機材の準備・片付けには時間がかかるため、余裕を持った時間配分を意識しましょう。テンポの良い進行を心がけることで、二次会全体の満足度が上がります。
協力者を確保し役割分担する
当日は準備だけでなく、進行やトラブルへの対応も行う必要があるため、幹事を一人で行うのは困難です。余興の幹事を行う際は、協力者を呼びかけましょう。
以下のように事前に役割を決めておけば、各自が責任を持って動けるため、進行がスムーズになります。
- 司会進行
- 音響操作
- 景品配布
- 写真・動画撮影
- 会場設営・片付け
信頼できる友人に早めに声をかけ、計画的に準備を進めましょう。
幹事を誰にお願いすべきか迷ったときは、関連記事「二次会幹事は誰にお願いするのがベスト⁉幹事を依頼する時に気を付けたいポイント」も参考にしてみてください。
全員が楽しめる!参加型の余興アイデア4選
会場全体を巻き込む参加型の余興は、二次会の一体感を高めてくれます。ゲスト同士の交流のきっかけにもなるでしょう。
ルールが分かりやすく、準備も簡単な定番のゲームを4つ紹介します。
年齢や性別に関係なく、楽しめる企画ばかりです。
新郎新婦クイズ
新郎新婦クイズは、二次会を盛り上げる定番の参加型ゲームです。二人の馴れ初めや意外な一面などをクイズ形式で出題します。
目安時間 | 15分~20分 |
対象人数 | 全員参加 |
準備のしやすさ | ★★★★ |
盛り上がり度 | ★★★★ |
準備するもの | ・質問リスト ・景品 ・解答用紙(必要に応じて) |
やり方・ルール | 1. 事前に新郎新婦に関する質問を10問程度用意する 2. ○×形式や3択形式で出題する 3. 正解者には小さな景品をプレゼントする 4. 最後に全問正解者や正解数の多い人に豪華景品を贈呈する |
クイズ例
- 新郎が初めて新婦に言った言葉は「おはよう」である
- 新婦の好きな食べ物は寿司である
- 二人が初めてデートした場所は遊園地である
チーム対抗戦にしたり、正解者には景品を用意したりすると、会場全体で一層盛り上がります。準備も簡単で、ゲスト全員が楽しめるため、おすすめの余興です。
ビンゴゲーム
ビンゴゲームは、ルールがシンプルで誰でも参加できる、二次会の鉄板ゲームです。年齢や性別に関係なく、ゲスト全員で楽しめるところが魅力です。
目安時間 | 15分~25分 |
対象人数 | 全員参加 |
準備のしやすさ | ★★★★ |
盛り上がり度 | ★★★★★ |
準備するもの | ・ビンゴカード ・ビンゴマシンまたは抽選アプリ ・景品 |
やり方・ルール | 1. 参加者にビンゴカードを配布する 2. 番号を順次発表し、参加者は該当する番号に印をつける 3. 縦・横・斜めのいずれかが一列揃った人から挙手する 4. 1位から順番に景品がプレゼントされる |
豪華な景品を用意すれば、ゲストの期待感が高まり、会場の熱気は高まります。進行も簡単で、司会者の負担が少ないのもメリットです。
ゲストに贈るおすすめの景品は、関連記事「最新!二次会景品ランキング&結婚式向け景品特集」で紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
ジェスチャーゲーム
ジェスチャーゲームは、言葉を使わずに体だけでお題を伝える、動きのあるゲームです。チーム対抗戦にすることで、チーム内のコミュニケーションが活発になり、一体感が生まれます。
目安時間 | 20分~25分 |
対象人数 | 4~6人チーム制 |
準備のしやすさ | ★★★★ |
盛り上がり度 | ★★★★★ |
準備するもの | ・お題カード ・タイマー ・景品 |
やり方・ルール | 1. 参加者を4〜6人のチームに分ける 2. 各チームから1人ずつジェスチャー担当を決める 3. お題を見せて1〜2分以内にチームメイトに伝える 4. 正解数を競い、最も多く正解したチームが勝利となる |
お題例
- 動物(パンダ、キリン、ペンギンなど)
- 職業(医者、美容師、料理人など)
- 結婚式にちなんだもの(ウェディングドレス、指輪、ブーケなど)
面白いジェスチャーや珍回答が続出し、会場が笑いに包まれることの多いゲームです。特に大人数の二次会で行うと、場が盛り上がります。
利き〇〇ゲーム
利き〇〇ゲームは、目隠しをして食べ物や飲み物の銘柄を当てる、シンプルながら盛り上がるゲームです。「利きビール」や「利きお菓子」など、身近なものをテーマにすると、誰でも気軽に参加できます。
目安時間 | 10分~15分 |
対象人数 | 挑戦者3~5人+観客 |
準備のしやすさ | ★★★★ |
盛り上がり度 | ★★★★ |
準備するもの | ・アイマスク ・試食用の商品 ・解答用紙 ・景品 |
やり方・ルール | 1. 挑戦者を募集する(3〜5人程度) 2. 目隠しをして、順番に商品を試食・試飲する 3. 銘柄やメーカーを当ててもらう 4. 正解数に応じて景品をプレゼントする |
テーマ例
- 利きカクテル(ジントニック、モヒート、ハイボールなど)
- 利きチョコレート(ハイミルク、ホワイト、ダーク、ブラックなど)
- 利きお茶(緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶など)
回答者の意外な表情やコメントが笑いを誘い、見ているゲストも楽しめます。準備が簡単で、少ないスペースでも実施できる点が魅力です。
見る系・パフォーマンス系の余興アイデア3選
新郎新婦への祝福の気持ちを形にして届けたいなら、パフォーマンス系の余興がおすすめです。ゲストにじっくりと見てもらうことで、会場に感動や一体感を生み出せます。
ここでは、会場を盛り上げる余興を3つ紹介します。
時間をかけて準備をした企画は、新郎新婦にとって忘れられない贈り物になるはずです。
友人によるダンスパフォーマンス
友人によるダンスパフォーマンスは、会場を華やかに彩り、大きなインパクトを与える余興です。
息の合ったダンスは、新郎新婦への祝福の気持ちを力強く表現し、ゲストに驚きと感動を与えます。
流行りの曲や思い出の曲を選ぶことで、会場の一体感はさらに高まります。事前の練習は大変ですが、成功したときの盛り上がりは格別です。
メッセージムービー
メッセージムービーは、新郎新婦への温かい祝福の言葉を映像で届ける、感動的な余興の定番です。
当日参加できなかった友人や遠方の親族からのメッセージを盛り込むことで、新郎新婦にとって忘れられないサプライズになります。
盛り込む要素の例
- 友人・同僚からのお祝いメッセージ
- 遠方の親族からのビデオレター
- 新郎新婦の昔の写真や動画
- 結婚式当日の準備風景
手間はかかりますが、新郎新婦はもちろん、ゲストの心にも深く残る、価値のあるプレゼントとなるでしょう。
替え歌・歌のプレゼント
替え歌や歌のプレゼントは、新郎新婦の物語を音楽にのせて届ける、オリジナリティあふれる余興です。思い出の曲の歌詞を二人のエピソードに変えることで、愛情のこもった贈り物になります。
選曲次第で、会場を笑いに包んだり、感動的な雰囲気にしたりと、演出を工夫しやすい点もメリットです。
歌のプレゼントは、新郎から新婦へのサプライズとしても人気があり、心に残る祝福の形としておすすめです。
準備が簡単!少人数でもできるライトな余興3選
少人数でアットホームな二次会の場合は、手軽に企画できるライトな余興を選ぶと良いでしょう。特別な機材や広いスペースがなくても盛り上がれる余興を3つ紹介します。
手軽な余興でも、工夫次第であたたかい雰囲気を作れます。
誰のこと?エピソード当てクイズ
ゲストを巻き込みやすいクイズ形式の余興です。司会が新郎新婦の面白いエピソードを読み上げ、ゲストに「新郎と新婦、どちらの話か」を当ててもらいます。
エピソード例
- 子どもの頃、旅行先で迷子になったことがある
- 学生時代、アルバイト先で怒られて泣いたことがある
- 初めての海外旅行で財布を落として大変だった
二人の意外な過去が明らかになり、会場が盛り上がります。特別な準備も不要で、少人数の二次会でも盛り上がれる企画です。
ゲストインタビューリレー
ゲスト一人ひとりから新郎新婦へのお祝いメッセージをもらう、心温まる余興です。
司会者がテーマを決め、マイクをリレー形式で回していくことで、多くのゲストが気軽に参加できます。
テーマ例
- 新郎新婦の第一印象
- 新郎新婦の好きなところ
- 新郎新婦への一言アドバイス
ゲストとの一体感が生まれるため、アットホームな雰囲気を作りたい二次会におすすめです。
メッセージカード抽選会
ゲストからの祝福とゲーム性を組み合わせた、手軽にみんなで楽しめる余興です。
余興の流れ
- 受付時にゲストにメッセージカードを書いてもらう
- 名前とメッセージを書いたものを抽選箱に入れる
- 余興の時間に新郎新婦がカードを引く
- メッセージを読み上げ、それを書いたゲストに景品をプレゼントする
ゲストは自分のカードが選ばれるかどうかのドキドキを味わえます。選ばれなかったメッセージカードは、後日新郎新婦にまとめてプレゼントすると喜ばれます。
ゲストへの景品を用意する際は、二次会景品専門店を利用すると便利です。マイルームでは、二次会を盛り上げる豊富な景品を取り揃えています。ぜひチェックしてみてください。
余興を成功させるために押さえたい5つの工夫
二次会を成功させるには、「当日までの準備」と「当日の進行」、両方に気を配ることが大切です。
ここでは、余興をスムーズに進めて、ゲストに楽しんでもらうための工夫を5つ紹介します。
事前に丁寧に準備をしておくことで、当日も安心して余興を楽しめるでしょう。
新郎新婦とイメージをすり合わせる
余興をより良いものにするためには、新郎新婦と二次会全体のイメージをすり合わせることが大切です。
幹事の考える「盛り上がり」と新郎新婦が望む雰囲気が異なると、せっかくの企画が空回りしてしまう可能性があるためです。
「感動的にしたい」「とにかく笑える会にしたい」など、二人の希望を具体的に聞くことで、選ぶべき余興の方向性を決めやすくなります。
事前にしっかりとコミュニケーションを取り、一緒に同じゴールを目指しましょう。
会場スタッフとも連携しておく
余興をスムーズに進めるには、会場のプランナーやスタッフとの連携が欠かせません。マイクや音響、映像機材などは、会場スタッフに操作をお願いすることが多いためです。
たとえば、ムービーを上映する場合は「この場面で照明を落として、スクリーンに映像を映してください」といった具体的な流れを伝えておくと安心です。
会場スタッフはイベントのプロなので、相談すれば的確なアドバイスをもらえることも多いでしょう。遠慮せずに早めに相談し、当日は連携を取りながら進めましょう。
練習・準備は余裕をもって進める
余興を成功させるには、余裕を持った準備が大切です。特にダンスや歌などのパフォーマンスは、ぶっつけ本番ではうまくいきません。
パフォーマンス以外にも、景品を買いに行ったり、小道具を作ったり、司会の台本を考えたりと、幹事にはやるべきことがたくさんあります。
「まだ時間があるから大丈夫」と思っていると、直前になって慌てることになりがちです。結婚式の日から逆算し、早めに動き始めるのがポイントです。
進行表と台本を作成しておく
本番当日は、誰でも緊張してしまうものです。頭が真っ白になり、進行やセリフを忘れてしまったときのためにも、簡単な進行表や台本を作っておくと安心です。
「誰が、いつ、何をするか」をあらかじめ書面に残し、関係者で共有しておけば、当日のトラブルを未然に防げます。
完璧な台本ではなく、大まかな流れをメモしておくだけでも、当日の心の支えになるでしょう。
ゲストに「参加のきっかけ」を用意する
みんなで楽しめるゲームを企画しても「恥ずかしいから参加したくない」と思う人もいます。以下のような参加のきっかけを用意すると、人前に出るのが苦手な人も、無理なく楽しみやすくなります。
- くじ引きで参加者を決める
- テーブルごとのチーム戦にする
- 積極的な人に最初にお手本を見せてもらう
- 「各テーブルから1人ずつ」のように代表制にする
「参加したくない人もいる」ということを忘れずに、ゲストが居心地よく過ごせるよう配慮しましょう。
結婚式の二次会余興は準備が大切!
結婚式二次会の余興は、新郎新婦にとってもゲストにとっても、心に残る特別な時間になります。記事で紹介したアイデアから、二次会の雰囲気や参加者に合うものを選び、ぜひ挑戦してみてください。
完璧でなくても「みんなで楽しもう」という気持ちがあれば、素敵な時間になるはずです。
余興をさらに盛り上げたいなら、ゲームの景品にもこだわってみましょう。マイルームでは、二次会にぴったりの景品を豊富に取り揃えています。
豪華な目玉商品から、参加賞にぴったりなプチギフトまで幅広く揃っているので、ぜひ利用してみてください。