日程を決める場合まずは上の人の予定から優先的に聞きましょう。外部の招待客がいる場合はそちらから、
次に重役の方々の予定を優先します。そこから候補日を出しその中からほかの方たちの都合のいい日を聞きましょう。
そして一番参加者の多い日に決めます。
会社によっては忘年会または新年会の予算が決められてない場合もあります。
昨年度までの忘年会を参考にして参加者、候補のお店、余興などを考えて予算を設定します。
幹事はこれから会場選び、予算立て、プログラム組み、招待状作り、余興考案、買い物etc...
当日もセッティング、司会進行、会計、受付、BGM流し、撮影etc...
と仕事は山ほどあるので最低でも4人は幹事を集めないといけません。
年末年始はどこのお店も予約が取りづらくなっています。予約はお早めに。
予算に合い、駅の近くなど集合しやすく、人数がしっかり入れるスペースで、会の目的に合い、
出席者の嗜好に合ったお店選びをしましょう。上司の好みに合わせるのも大人の努めです。
メール、ポスター等、確実に参加者全員に伝わる媒体で告知をしましょう。
会費、開催日、開催時間、終了時間、開催場所、開催場所の地図、参加人数などは最低限書きましょう。
またメニュー内容も書いておいたほうが親切です。
乾杯やスピーチを頼む人もここで決めましょう。決められた時間内で終わるスケジュールを組みましょう。
あまり詰め込みすぎなスケジュールは参加者が疲れてしまうので避けましょう。
余興は会の趣旨や雰囲気に合うものを選びましょう。下品なゲームなどはNGです。
もう一度お店に予約の確認を取りましょう。お店とのやり取りがうまくいかず予約が取れてなかったなんて事例もあります。
そのほかにもお店の場所や雰囲気を実際に足を運んで確認したり、挨拶の内容や参加者の最終確認など
当日慌てることのないようしっかり準備を整えましょう。
企業の忘年会で「無礼講」とはよく言ったものですが「無礼講を間に受けるやつがあるか!」などと怒られるともあります。
あまりかしこまってもつまらないしだからといって上司を前にはっちゃけすぎるのも・・・と悩む方もいるのではないでしょうか。
そのほかにも忘年会・新年会のマナーはどんなものがあるかご紹介します。
一偉い人順に上座に通す。
和室の場合は床の間に一番近い席、洋室の場合は入口から一番遠い席が上座です。
床の間のない部屋では通常入口から一番遠い席が上座になっています。
また婦人同伴の場合は婦人は原則として夫の席次に準じます。
一お酒は飲んでも飲まれるな。
幹事様もお酒を飲みたいでしょう。しかし飲みすぎて進行がグダグダになってしまっては元も子もありません。
当日はほどほどにして飲み足りなければ後日幹事様同士のお疲れ様会をしてハメを外しましょう。
会社の忘年会ですので幹事をしていなくても飲みすぎは注意です。
一正式な場ではグラスを鳴らさない
乾杯の時ついグラスを合わせて鳴らせてしまいますが新年会や結婚式など正式な場では厳禁です。
グラスを目線の高さにまで上げて周囲の人と目礼をし一口飲む、唱和した人、周囲の人にもう一度目礼をして
グラスを静かに机に置き拍手をするのが正式な場での乾杯の仕方です。
忘年会などではビアジョッキなどを周囲の人と合わせても問題はありません。
会の雰囲気に合った乾杯をしましょう。
一正式な場ではグラスを鳴らさない
上司や周囲の人のグラスが空きにならないよう気を配りましょう。
もちろんその方のペースもありますから強引に進めてはいけません。お酒が切れそうな場合はお店の人に追加を頼みましょう。
お酌をして回る場合は上の方から順に回っていきましょう。